赤色赤光白色白光(しゃくしきしゃっこう、びゃくしきびゃっこう)
6月27日(水)今日の数字 プロ最上級:98 アマ名人級:243 アマ最上級:108 アマ上級:83

浄土宗系のお葬式でお坊さんが読むお経の中に『仏説阿弥陀経』と言うものがあります。その中に「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」と言う文言がありますが、お浄土の池の中に咲く蓮の花に付きまして、「青い花は青い光を放って輝いている。黄色い花は黄色い光を放って輝いている。赤い花は赤い光を放って輝いている。白い花は白い光を放って輝いている。」というような意味だそうですが、これは、人を花の色に喩えまして、「人夫々は独り一人がオンリーワンの存在なんだよ!」と言うお釈迦様からのメッセージなのだそうです。

赤い花に、「赤色は気に入らないから白くなれぇ!」と言い聞かせても、それは無理。反対に白い花に、「もっときらびやかな赤い色にならないのかぁー!」と文句を言いましても、それも無理。「夫々が持って生まれた素質・特徴そのものが尊いものなんだよ」と言うのがお釈迦様の説かれた教えのようであります。

お釈迦様の言葉として有名な『天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』も、「宇宙で私だけが尊い存在だ」と威張って居られるのではなく、『赤色赤光白色白光』の教えと同じく、夫々が掛け替えの無い存在だと言うことを言われたものだと聞いております。

私はサラリーマン時代には管理職として、また会社経営してからは社長として人を指導する立場にありました。そして今は子供達に勉強やテニスを教える立場にあるのですが、どうか致しますと、私の好きな色に染めようとしてしまう事に気付かされる時がありましたし、今もあります。色に染まりやすい子供達を預かり指導する立場であるだけに気をつけねばならないと自誡します一方、これから社会に飛び立つ人として当然身に付けておくべき姿勢・態度・言葉遣いをどの程度まで矯正すべきものか、程良い指導はどの程度かに付いて日々試行錯誤しているところです。

何れにしましても、近しい間柄では良いところをついつい見失いがちであります。夫婦間、親子間、師弟間において、『赤色赤光白色白光』を忘れないようにしたいものであります。


未分類 | 11:30:32 | Trackback(0) | Comments(2)
輝く人に
6月18日(月)今日の数字 プロ最上級:28 プロ上級:8 アマ最上級:173 アマ上級:29

今日(6月12日)の神戸新聞の朝刊の正平調に、昨日念願の大リーグ初登板を果たした桑田真澄投手(39歳)、只今パ・リーグ二冠王の楽天の山崎武司選手(39歳)、2年前のデビュー作『信長の棺』が小泉首相の愛読書となって一躍有名になった加藤廣氏(当時75歳)の三人を、人生で二度目の花を咲かせた人々として紹介し、「まるで二段ロケットの人生を見るようだ。一段目のロケットが燃え尽きても、二段目の推進力で飛び続ける。しかし、二段目に点火出来るかどうかは、意欲にかかっている。つまり、三人とも、それぞれの世界が好きなのだろう。『自分の仕事を好まない者は、仕事の方もその人を好まない』と英語の諺にあるように、息切れせずに好きな事に挑めば、報われる日がいつか訪れる。三人の笑顔がまぶしい。」と人生を示唆するコメントがありまして、私の心に響きました。
心に響いたと言う意味は、「自分が限界と思った時点で人生は終わりなんだ。いつまでもチャレンジ精神を持ち続けねばならないな」と言う事と、「やはり好きな仕事を見付けることは一生の宝なのだ」と言うことであります。
親御さん自身に関しても云えることですが、可能性が無限にある子達の将来を思いますと、進学校選びも然ることながら、子供がどの分野で輝く素質を持っているのかを含めて、将来の仕事を選ぶことにもっと力と気を使うべきではないかと思いますが、どうでしょうか・・・・?


未分類 | 18:01:39 | Trackback(0) | Comments(3)
勉強が出来るようになる為には
6月12日(火)今日の数字 プロ最上級:44 プロ上級:7 アマ最上級:119 アマ上級:63

仕事、勉強、スポーツ、芸事、何れにも言えることであるが、秀でる為の3要素は次の通りだと考えられる。
1.目的意識(向上心、好奇心、名誉心、野心)
2.独創力(工夫する能力)
3.タフな心身(無理が利く丈夫な体と精神力)
小学生を持つ親の殆どは、「うちの子はやる気が無い、親が言わないと勉強しない」と言う嘆きと悩みを持っているものである。そんな悩みを持っていない親御さんを羨ましく思うかも知れないが、そんな羨ましい親はクラスに精々3人いれば多い方である。

小学生がやる気が無いのは、当たり前と云えば当たり前である。3要素の一番目の目的意識が決定的に欠如しているからである。お母さん達は、自分の小学生時代を思い起こして欲しい。やる気があったと胸を張れる人は、オマセな女の子だった人位だと思う。別に向上心、好奇心、野心があったわけではなく、ホンの少し女の子らしい名誉心が芽生えていただけのことである。

2番目の『独創力』を小学生に期待するのは少し無理がある。独創力は、多くの知識と知識を非論理的に結び付ける力であるから、圧倒的な知識を必要とするからである。これは15歳以上になるまでは天才以外は無理だとしよう。

3番目の『タフな心身』は、小学生の間に訓練して鍛え上げておくべきものである。勿論スポーツをさせるのが一番有効ではあるが、体の限界ではなく、精神の限界を超える鍛錬を日常的に課さねば意味が無い。一番大切にすべきは毎日たゆまぬ努力を継続させることである。怠け心を親が取り除いてやらねばならない。これは意外と親としては辛いところがあるが、子供の甘え心に負けてしまったら、一生後悔が残ることになりかねないので、親の頑張り処である。

今大リーグでも様々な個人記録を更新しているイチロー選手を例にあげたい。事実としては、イチロー選手よりも素質豊かな選手が毎年沢山プロ野球界に身を投じるが、イチロー選手のようになるどころか、2軍暮らしの末に、一度も1軍の試合に出ることなく球界を去って言った超高校級と言われた高校球児は履いて捨てる程居る。誰にも無い技を編み出す独創力と、タフな心身、特にタフな精神力を鍛えていなかったためだと思う。イチロー選手が今日あるのは、小学生時代に、毎日、少々の雨でも規則正しい練習メニューを1年365日休まずに、父親に鍛え上げられたからなのである。

さて、一番初めの目的意識に戻ろう。小学生に自発的に目的意識を持つ事を期待するのは無理があるが、擬似目的意識は持たせられるのである。唯一の効果ある策は「ニンジンを目の前にぶら下げること」である。どんなニンジンがいいかは、子供によって、家庭環境によっても異なって来るだろう。物品が有効な子も居れば、お父さんが何処かへ連れて行ってやることが有効に働く子も居るだろう。家の用事を1ヶ月免除してやることを一番に希望する子も居るかも知れない。

そして、そのニンジンをぶら下げることによって幸いにも成績が大幅にアップすればしめたものである。子供だって、そのステータスを維持したい気持ちになるものである。それを親がさりげなく励まし応援してやれば、『やる気のある子』に変身するはずである。今既に勉強の出来る一握りの子達は、幼い頃にきっと有効なニンジンを与えられたに違いないのである。

私は晩熟(おくて)だったので、中学へ入ってからニンジンが利いた。今覚えているのは、クラスで10番以内になったら自転車を買ってくれると言うニンジンであった。長田高校時代では、入学したての121番、夏休み明けが24番、それ以後、30番前後を上下していたが、2年生の後半に、一度、14番になった時、すかさずニンジンがぶら下がった。次の実力考査で14番よりもアップしたら、禁止されていたテニスを、自由にしても良いというニンジンだった。結果はギリギリ13番でクリアーし、そのニンジンを戴いた。今にして思えば、母親にしてやられた気がしないでもないが、そのお陰に感謝したことは沢山あるのである。


未分類 | 14:00:55 | Trackback(0) | Comments(2)
教える工夫も大切
6月6日(水)『今日の数字』 プロ最上級:148 プロ上級:6 アマ名人級:236 アマ上級:44

日曜日に、小学校の校庭で、小学3年生から5年生約10人にテニスを教えていますが、「ラケット面がコート面とほぼ直角になるようにしなさい、ボールに近付き過ぎないように!」と言い聞かせても、全く改善は期待出来ない。中学生・高校生位になりますと、ある程度理論的に物事を考えるようになりますから、自分でもそうなるように工夫をしてくれ、試行錯誤してくれて、指導もし易いのですが、小学生にはそれは無理な話しのようであります。

昨日、ボールがワンパウンドした地点からツーバウンドする地点を目で確認させた上で、テニスコートのラインとの関係で構える位置を指示して打たせて見たら、それまで苦しそうにボールを捉えていたのが、見違える位に、楽に返球し始めました。小学生の目線で教え方の工夫が大切で、且つ、素早く効果が出るのだと実感した次第です。

塾での学科指導にも言えることだと思います。



未分類 | 11:12:01 | Trackback(0) | Comments(3)